メッセージ

※成果報告について

オンラインの報告会、報告書の公開、学術誌への投稿を予定しています。

詳細は本ウェブサイトにて随時お知らせいたします。

お知らせを希望する方は rpeinjapan★googlegroups.com(★はアットマーク)に件名「告知希望」として空メールをお送りください。

2024年2月21日13:00-16:50に、成果報告シンポジウムを開催いたします。
詳細はシンポジウムウェブサイト https://rpeinjapan.wixsite.com/event をご覧ください。

森林の多面的機能の恩恵を享受する

近年、森林の保護・管理に関わる活動が国内外で活発になっています。日本では2019年に森林環境税が創設され、森林が有する多面的機能の恩恵が広く国民に行き渡るような適切な森林管理を行うことが推奨されています。「森林の有する多面的機能」は、よく知られている木材生産や地球温暖化防止の効果だけでなく、国土の保全や水源の涵養、人間の文化や健康に対する効果など多岐に渡り、注目が集まっています。

効果的な活用には科学的根拠に基づいた政策決定や実践が必要である

森林の多面的機能を効果的に活用するためには、科学的根拠に基づいた質の高い政策決定や実践が求められます。科学的根拠は政策や実践の有効性を客観的に説明するだけではなく、それらを再考する際にも重要な情報をもたらします。また、一般化された学説や知識はもちろん、在来知のような地域に根付いた知見も考慮する必要があります。したがって、研究者や技術者などの科学側の職種のみならず、森林に関わるさまざまな関係者との協働が鍵となります。

森林の多面的機能に対する関係者の認識を評価する

森林における協働では、研究者(科学的根拠を提供する者)、実務者(科学的根拠を現場に適応させる者)そして、政策決定者(科学的根拠に基づいた政策を立案・運営する者)が足並みを揃えることが重要です。そのためには、関係者が森林の多面的機能のどの部分に関心があり、どの部分での取り組みを望んでいるのかを明らかにする必要があります。そこで本プロジェクトでは、森林の科学―実務―政策に関わる方々を対象に、日本の森林の多面的機能に対する認識をお尋ねし、定量的に評価します。

ギャラリー

プロジェクト

より効果的な協働の実現を目指す

本プロジェクトでは科学―実務―政策の立場における認識が明らかになり、より効果的な協働が普及することで、日本国内の森林の利活用・管理が向上することを目指しています。アンケート結果や、国内の現状・日本で必要とされている科学的根拠に関する考察は、国内外に向けて公表します。具体的には、和文の学術論文だけでなく、国際社会における日本の特徴に着目した、森林における協働環境について考察した英文の学術論文を執筆する予定です。ご協力いただき回収した情報を学術研究に反映させ、皆様の利益になるよう努めてまいります。

そこで、このページを閲覧してくださっている皆様には、簡単なアンケート(選択式&回答自由の記述式)へのご協力をお願いしております。アンケート自体は10分程度で終了いたしますので、奮ってご参加ください。なお、個人や所属機関が特定されるような情報(氏名、所属機関名、メールアドレスなど)はお聞きせず、アンケート作成者も回答者を特定することはできません。

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